指定自立支援医療機関(育成医療・更生医療) 顎口腔機能診断医療機関

画像|ユニ矯正歯科クリニック

見出し|治療例

見出し|成長終了後の治療

症例1) 開咬・上下顎前突:唇が自然に閉じることが可能になった症例
治療前

画像|開咬 治療前

初診時26歳の女性です。主訴は、前歯で噛み切れないことです。写真のように、上下の歯は大臼歯のみ接しており、あとの歯はすべて離れています(開咬)。さらに、上下の前歯は前の方に傾斜しており、唇が前方に突出し、自然に閉じることができません(口唇閉鎖不全)。上下左右の第一小臼歯を抜歯し、また、垂直的な歯の位置を確保するために、自宅でのみヘッドギアを使用していただきました。

画像|開咬 治療経過1

まず、上あごに審美ブラケットとホワイトコーティングしたワイヤーを装着し、慣れていただきます。

画像|開咬 治療経過2

下の歯にも装置が入り上下の噛み合わせをつけていきます。

画像|ヘッドギア装着

上の奥歯に力を加えるため、ヘッドギアという装置を家の中で使用していただきました。この装置を使用することにより、お顔が長くならないよう(面長にならないように)にコントロールできます。この装置はディズニーのファインディング・ニモという映画の中で、”ダーラ”ちゃんとうニモをいじめる女の子が使っていましたね。アメリカでは一般的な装置です。

治療後

画像|開咬 治療後

噛み合わせが完成しました。マルチブラケットの装着は、4本の小臼歯の抜歯のため、約2年9カ月ほどでした。ヘッドギヤ協力性も良く、お口の閉鎖が自然になりました。すべての治療費の総額は約75万ほどでした。上下の歯が重なり、噛みきることができるようになりました。また、上下前歯の歯の傾きが改善し、唇も自然に閉じることができるようになりました。その結果、横顔も初診時と比べてとてもスマートになりました!

装置の使用状況や定期的な通院などの患者さんの協力度が非常に重要で、治療結果、治療期間、治療費に影響します。また、 歯の移動するスピードは、個人差があり、予想された治療期間が延びることがあります。

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