さて、当クリニックでは、3月の末に、オペレーザーPROというハイクオリティーな炭酸ガスレーザーを導入いたしました。このホームページの症例でもご紹介したように、上唇小帯や舌小帯の付着位置異常の改善は、以前は口腔外科でメスによる手術を依頼していましたが、このレーザーの導入によって、当院で行うことができるようになりました。
レーザーの主な作用としては、1)消炎効果、2)鎮痛・除痛効果、3)殺菌・消毒効果、4)麻酔作用、5)止血効果、6)組織の蒸散作用、7)組織の活性化作用、などがあります。
そのほかに、当院では歯ぐきの色素沈着の除去や顎関節の痛みの緩和、口内炎の治癒促進、歯肉弁の切除(奥歯に余分な歯ぐきが被さっていて、虫歯や歯肉炎を起こしている場合)などに、積極的にいろいろと活用していきたいと思っています。