指定自立支援医療機関(育成医療・更生医療) 顎口腔機能診断医療機関

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見出し|外科的矯正治療について(その8)

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外科的矯正治療が日本でも普及し始めたのは1980年代です。その頃は外科手術のみ保険適用されていましたが、現在では、それにまつわる矯正治療も適用となり、以前では、患者さんが費用の面であきらめられていた治療が可能となりました。さらに近年、矯正および口腔外科での分析法や、治療方法が格段の進歩を遂げ、機能的な咬合はもちろんのこと、長期的な安定性や歯周の健康を考慮にいれた上で、より顔貌の審美性も高めた治療が可能となりました。そして、当院では、CTやコンピューターの導入により前もって患者さんにその内容を視覚的に説明すること(シミュレーション)もできるようになり、患者さんのいろいろな治療の選択の際の情報の一つとして提示できるようになりました(これをインフォームドチョイスといいます)。

日本では、矯正治療の研究や治療、認定医制度などを扱う歯科医師の集まりとして日本矯正歯科学会という名前の学会があります。この名前には歯並びの学会という意味しか含まれていません。それに対して米国の矯正学会は、1986年にオーソドンティックス(歯列の矯正学)からオーソドンティックス&デントフェイシャル・オーソペディクス(歯列と顎の矯正学)へと、その名称が変更されました。これは矯正治療を歯の移動だけの治療としてだけではなく、上下顎の骨なども手術によって移動させ、顎顔面の調和を形成するという広範囲な矯正治療を目指していることを、名前に反映させています。

このような外科的矯正治療も、口の中からのみの手術が行われ、しかも現在はすべて健康保険で受けられます。専門の矯正歯科医師などに相談してみてください。

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