指定自立支援医療機関(育成医療・更生医療) 顎口腔機能診断医療機関

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見出し|外科的矯正治療について(その4)

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今までは骨格性反対咬合(うけ口)や骨格性の上顎前突(出っ歯や開口)など、上下の顎が前後方向へ大きかったり小さかったりした場合の外科的矯正治療について説明しましたが、顎が左右にずれている事があります。

みなさんも顔のバランスをチェックしてみましょう。お互い向き合ったり、鏡を用意してください。では、左右の瞳の真ん中と鼻の先端を線で結んで顔の真ん中に正中線を仮想してください(図Iの▲印)。下あごの先端(オトガイ)はどちらかに曲がっていませんか?

それでは、奥歯で噛んだまま「イー」といいながら唇を開いてみてください。その時、上の前歯の真ん中や下の前歯の真ん中、そして下あごの先端(図Iの★印)が顔の正中線とどのような関係にありますか?大きくゆがんでいると、下あごの骨の左右の大きさが違っているために、奥歯もずれている場合もあります。この場合も外科的な処置が必要となる場合があります。

次に割り箸を水平に持ち、上の左右の奥歯に当ててみてください。正中線に直角になっているのが理想ですが、右端や左端が斜めに大きく傾いていませんか?  大きく傾いている(図Iの☆印)と上あごの骨にまでゆがみが疑われ上あごの位置を左右対称に改善する外科的な処置が必要となる場合もあります。

図Iは、患者さんの正面から見たときの顔です。みなさんも、このようにチェックして下さい。図IIは、顔面非対称の患者さんで、治療前の骨と顔の輪郭です。図IIIは、外科矯正治療後の骨と顔の輪郭です。

このような外科的矯正治療も、口の中からのみの手術が行われ、しかも現在はすべて健康保険で受けられます。専門の矯正歯科医師などに相談してみてください。

画像|外科的矯正治療イメージ

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